司法書士の使命と責任(会長声明)


改正司法書士法の施行にあたり

 令和元年6月6日、司法書士法及び土地家屋調査士法の一部を改正する法律が成立し、本年8月1日、施行されました。本改正により、司法書士の使命規定が創設され、司法書士法第1条が下記のとおり改められました。

第1条 司法書士は、この法律の定めるところによりその業務とする登記、供託、訴訟その他の法律事務の専門家として、国民の権利を擁護し、もって自由かつ公正な社会の形成に寄与することを使命とする。

 私たち司法書士は、これまでも、「身近なくらしの法律家」として、登記業務はもとより簡易裁判所における訴訟代理や成年後見業務・財産管理業務に積極的に関与してきましたが、近年は、空き家問題・所有者不明土地問題への対応、自然災害等における復興支援等に、専門家として参画するようになりました。

 こうした司法書士を取り巻く状況の変化、また司法書士法改正の背景にある社会環境の変化を踏まえ、司法書士の使命を改めて自覚し、市民の皆様から寄せられる信頼と期待に応えるべく、研鑽を重ね続けていく所存です。

高知県司法書士会 会長 伊藤 真